キャンプアウトドアに最適な砥石の選び方

砥石には粒度や素材の違いがあり、用途に合った砥石を選ぶことが重要です。

ナイフ向け砥石

旅先やキャンプでも使いやすい、コンパクト砥石「大和」。高硬度ながら軽量・小型で持ち運びに便利。 不吸水性で準備いらず、少量の水ですぐに使えます。

鉈・斧向け砥石

斧や鉈、ナイフに使える手持ちタイプの砥石。斧を固定すれば安全にその場でしっかり研げる。アウトドアでも手軽に使えて専用の牛革ケース付き。ベルトやバッグに装着でき、持ち運びもスムーズです。

剪定バサミ・鎌向け砥石

作業中に切れ味が落ちても、その場ですぐ研げる砥石。 ハンディタイプで持ち運びに便利。凸凹形状が曲線刃にフィットし、園芸鋏や鎌などにも対応します。刃物メーカーとの共同開発した高い実用性が魅力です。

  • ナイフの研ぎ方:適切な角度と均一な力で研ぐ

    ナイフは調理や細かな作業に使用されるため、均一な刃をつけることが重要です。

    ナイフ研ぎの特徴

    • 両刃が多く、左右均等に研ぐのが基本
    • 適切な角度(約15度)で一定の力をかける

    ナイフの研ぎ方のコツ

    1. 15度の角度をキープ(10円玉2枚分の高さを目安)
    2. 刃元→刃中→刃先の順に均等に研ぐ
    3. 力を入れすぎず、一定の圧力で滑らせる
    4. 仕上げ砥石を使い、最後に細かい傷を取り除く
  • 鉈・斧の研ぎ方:刃の形状に合わせた研ぎ方とコツ

    鉈や斧は薪割りや枝払いなど力を加える用途が多いため、刃先に耐久性が求められます。


    鉈・斧の研ぎ方の特徴


    厚みのある刃で、ナイフよりも広い角度(20~30度)で研ぐ
    刃先を鋭くしすぎると欠けやすくなるため、耐久性を重視


    鉈・斧の研ぎ方のコツ

    1. 20~30度の角度で研ぎ、耐久性を確保
    2. 刃先を極端に薄くしすぎない
    3. 鉈は片刃の場合が多いため、片側を重点的に研ぐ
    4. 斧は先端部分を重点的に研ぎ、均等に仕上げる

  • 剪定バサミ・鎌の研ぎ方::曲線刃の特性を考慮して研ぐ

    鎌や剪定バサミは曲線刃が特徴で、適切な形状を維持しながら研ぐことが重要です。

    剪定バサミ・鎌の研ぎ方の特徴


    鎌は片刃が多く、片側だけを研ぐ
    剪定バサミは湾曲した刃を活かしながら研ぐ


    剪定バサミ・鎌の研ぎ方のコツ

    1. 鎌は片刃のため、裏面は研ぎすぎない
    2. 剪定バサミはカーブの形状を崩さずに研ぐ
    3. 研ぎすぎると刃が薄くなり、切れ味が落ちるので注意

用途に合わせたおすすめの砥石

多様な砥石を取り扱うTOGIBUがセレクトしたキャンプ・アウトドアのための砥石

砥石初心者向け3つのポイント

砥石を初めて使う方へのお役立ち情報

point1 サポートアイテムの活用

砥石で正しく研ぐには、刃物を一定の角度で当てることが大切。しかし、初心者の方は角度を一定に保つのが難しく、切れ味にムラが出ることがあります。
そんなときに役立つアイテムがあります

サポートアイテムをみる

point2 砥石のメンテナンス

砥石は刃を研ぐときに、同時に本体が徐々に削られてすり減ります。砥石の表面を水平に正す「面直し」というメンテナンスが必要です。

面直しについて詳しく知る

point3 砥石の保管方法(乾燥・割れ防止)

砥石は適切に保管しないと、ひび割れや劣化が進みやすくなります。使用後はしっかり乾燥させ、直射日光避けて水平に置きましょう。長期間使わない場合は新聞紙や布に包むか、専用ケースで保管しましょう。

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ワンランク上の砥石をお探しの方に人気!

『剛研』シリーズ

  • 剛研 新

    焼入れ硬度の高い鋼材にも対応できる、職人仕様の高品質国産砥石。
    従来の砥石では難しかった刃付けも、スムーズに研げます。
    プロから家庭用まで幅広く支持され、使いやすさと性能の高さが好評です。

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  • 剛研 輝<かがやき>

    仕上がりの美しさと切れ味にこだわる方のための高性能砥石。
    砥ぎやすさと均一な仕上がりを両立し、鏡面に近い光沢を引き出します。
    和包丁や刃物を美しく仕上げたい職人やこだわり派にもおすすめ。

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