砥ぎ部では、初心者の方に向けた「はじめての砥石セット」からプロ仕様の「刃付けの極みフルセット」までさまざまな砥石セットを販売しています。
セット内容も価格もさまざまなので、どれを買えばいいのか簡単にご紹介します!
はじめての砥石セット
オススメユーザー:砥石を使ったことが無い方 とにかく手軽に研いでみたい方
セット内容(荒/中) | #220,#1000,面直し砥石#60,砥石ケーススタンド |
セット内容(中/仕上) | #1000,#3000,面直し砥石#220,砥石ケーススタンド |
「はじめての砥石セット」はその名の通り砥石を初めて使う方にぜひ試していただきたい砥石セットです。
ご使用前に5分ほど水に浸すだけで、研いでいる途中に水を足す必要なく使用することが可能です。砥石のサイズが小さく軽量かつ、砥石台にもなる収納ケースが付属しているので収納しやすくなっています。
セット内容は2種類で、包丁の刃欠けの修正にお使いいただける「荒/中 セット」と包丁の切れ味をよりよくする「中/仕上げ セット」をご用意しております。お手元の包丁の状態に合わせたセットをお使いください。
荒(砥石) 粒度#120~#600 研削力が強く、主に刃が欠けたときの修正に使用します。
中(砥石) 粒度#800~#2000 ほどよい研削力で、包丁の切れ味が悪いと感じたときなど日常的に使用できます。
仕上(砥石)粒度#3000~ 研削力は弱く、刃先を磨くように整えることができます。より鋭い切れ味が必要な時には必須です。
切れ味復活セット
オススメユーザー:研ぎの経験がある方 まめに包丁を研ぎたい方
セット内容(荒/中) | #400,#1000,面直し砥石#60,砥石ケーススタンド |
セット内容(中/仕上) | #1000,#3000,面直し砥石#220,砥石ケーススタンド |
「切れ味復活セット」はプロの職人の方にもお使いいただいている砥石を元に作成しています。滑らかな研ぎ感が特徴で、弊社商品の中でも人気の高い製法で作られた砥石です。はじめての砥石セットよりも砥面が広いのでより大きな刃物も研ぎやすくなります。また、使用前に水に浸す必要がないため砥石表面を水で濡らすことですぐに使用することが可能です。
※面直し砥石は5分から10分ほど水に浸してからご使用ください。
速く研げるセット
オススメユーザー:研ぎたい包丁が多い方 研いだ刃の美しさにもこだわりたい方
セット内容 | #400,#1000,#3000,面直し砥石#60,砥石ケーススタンド |
セット内容(フル) | #400,#1000,#3000,#5000,#10000,面直し砥石#220,砥石ケーススタンド |
「速く研げるセット」は研削力が非常に強い砥石で、焼入れ硬度の高い(堅い)刃物でも素早く刃付けをすることが可能です。料理人の方や刀鍛冶職人の方など、研ぎにこだわりのあるプロユーザーからの評価が高い最高級砥石と同じ製法で作られています。早く研げるセットの砥石は硬いため表面の減りが少なく、面直しの頻度を抑えられる点も大きな特徴です。
また、フルセットには#5000と#10000と仕上げ砥石の中でもさらに粒度の細かい砥石が含まれており、刃物をより美しく仕上げることが可能です。
職人なりきり和包丁用セット
オススメユーザー:包丁だけではなく、ノミやカンナなどの刃物を研ぎたい方
セット内容 | #200,#1000,#4000,#8000,面直し砥石#220,砥石ケーススタンド |
職人さんの意見を元に開発された砥石シリーズのセットです。どれも硬く、研削力に優れており扱いやすい砥石です。また、他の砥石と比べて厚みがあるので、研ぐ機会の多い方に特にお勧めしています。
刃付けの極みフルセット
オススメユーザー:プロ仕様の砥石を使いたい方
セット内容 | #400,#600,#800,#1000,#3000,#6000,ドレッシング砥石 |
ダイヤモンド粒子を使用した最高級砥石です。完全にプロ仕様の商品でなかなかお勧めする機会はなかったのですが、砥ぎ部でも販売することが決定しました。あらゆる刃物の研削が可能で、面の減りもほとんど発生せず、非常に長い期間安定して使用することができます。水に浸す必要はありませんが、水を多めにかけてからご使用ください。
なお、面直しをする必要もありませんが稀に砥面が目詰まりする場合があります。その際は、付属のドレッシング砥石で表面を撫でるように研いで目詰まりを解消してください。
※目詰まり 砥石表面に研磨材や削れた刃の細かい欠片が詰まってうまく研げない状態を言います。
おまけ.包丁研ぎサポートクリップ
包丁に取り付けることで研いでいる間の角度を固定できるサポート用のクリップです。研ぎを始めたばかりの方が難しいと感じるポイントである、包丁の角度を覚えたい場合にお勧めです。
気になる砥石はありましたか?最近ではすっかりなじみのなくなってしまった砥石、研ぎですが、切れなくなった包丁が研がれることで再び食材をスパスパと切ることができるようになるのはとても気持ちの良いものです。
切れ味の良い包丁で調理された食材は切り口から旨味が逃げないのでよりおいしくなる、劣化しにくいとも言われています。
砥ぎ部で販売している砥石セットには全て「砥石の取り扱い説明書」が付いています。研ぎ方の解説動画もありますので参考にしていただければと思います。
これからもこのブログやインスタグラムで研ぎに関する情報を随時投稿していきますので、ぜひ一緒に研ぎを楽しんでいきましょう。