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自然という非日常に包まれた時間。キャンプの中でも焚火の楽しさに魅せられた善明さんに良さを聞かせていただきました。
キャンプを好きになったきっかけは、友人に誘われたのがはじまりです。そのうち自分でも始めたくなり、キャンプ用品を一式揃えました。
いまでは火のぬくもりを感じることができる焚火が特に好きです。
はじめはライターなどを使わず、メタルマッチという道具で火花を散らして点火させることにこだわっていました。これがなかなか火が付かず時間がかかりましたね。
火をつける前に、薪や細い木をナイフなどで薄く削り重ねて羽(フェザー)のようにした焚き付け用のフェザースティックを作るんですが、これを黙々と作ります。と言いつつも早く焚火をしたくて、特に寒い日なんかは結構せわしなく作っています。準備が早ければその分長く焚火を楽しめますし。
ただ焚火を眺めていることも好きです。たまに火が消えないように薪を焚べたりして。結局ずっと火の世話をしていますが、虫の声や風の音、パチパチと木の燃える音がするなかで、静かに火の揺らめきを眺めているひとときは楽しくまた癒しに感じています。
料理はあまりしませんが、焚火の火を利用してコーヒーを淹れたり好きな具材でホットサンドを作るのは楽しいですよ。
もちろんゴミの管理や灰、焚火台と地面との距離には気を配ります。
私はゆったりとした時間と静寂が楽しめるソロキャンプが好きなのですが、一人で行う場合、いちど焚火を始めると目が離せません。また刃物も扱うので常に注意することはありますが、普段と違う環境で過ごすのはやはり良いものです。
薪を割る斧や鉈などはあまり鋭くする必要がないので荒砥石や中砥石で研ぎます。叩くように使う刃物を仕上砥石で鋭い刃にすると衝撃で刃が欠けやすく曲がる事もあるので。
フェザースティックは、よく研いだ鋭い刃だと薄く削りやすいですが、まぁ出来上がりが多少粗くてもなんとかなります。もちろん切れ味のいいナイフの感覚が身についてしまったら、もう研がないとってなりますけどね。そこは趣味なので個人の好みでいいと思っています。
キャンプを楽しむ人が使っている砥石をピックアップしました。